早いもので、2023年も残すところ1ヶ月をきりました。
今年は、ゴミについて少し考える年になり、処理代としてゴミ袋を有料化したりまた無料に戻したり、私達も悩み考えながらの取り組みとなりました。
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そもそも、私達がゴミについて考えるようになったきっかけは、昨年の秋のことでした。
岩出山にある量り売りのお店【ゆむら商店】さんと、【母屋】さんから、「岩出山のお店で、容器持参で買い物をし、ゴミの出ないデイキャンプをしたい」という相談がありました。
それまで、ゴミについて考えた事はほとんどありませんでした。ゴミは業者さんにお願いしているし、お客様もゴミを置いて帰れるのは助かるはず! という考えでした。
しかし、ゆむらさんはすでに『ゼロウェイストキャンプ』というのをご家族で実践されていました。 『ゼロウェイスト』を調べると 〜ゴミを生み出さないようにしようという考え方〜 のようです。
徳島県上勝町では、自治体として宣言しているようですし、ゼロウェイストキャンプの実践もSNSにたくさん載っていました。
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私達の知らない世界があること、そして、岩出山には、容器持参で買い物ができるお店がたくさんあるということを知りました。
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当日は天気も良く、ゴミの出ない素敵なデイキャンプを目の前で見させていただきました。
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その頃からゴミについて少し考えるようになりました。そして、年が明けて春にはゆむら商店さん企画のもと、ゴミを極力出さないコンセプトのイベントを開催する事ができました。
少し意識するだけで、こんなにゴミが減るのだという驚きでいっぱいでした。
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そして迎えたゴールデンウィーク。 ありがたいことに、ゴールデンウィーク中は、満員御礼の毎日のでした。それと比例しゴミの量の多さに驚きました。
ゼロウェイストを知るまでは、ゴミが多いから業者さんに来てもらう日を増やそう…. という位にしか考えていなかった私達です。でも、少しゴミについて考えるきっかけを作ってもらっただけで、自分達のゴミに対する考え方がこんなにも変わるということを知りました。
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キャンプは、素晴らしい自然の力を借りて楽しむもの。この自然や環境を自分達で守っていかなければ、いつか自然は壊れていってしまいます。
キャンプに来ていただいたお客様と一緒に、キャンプ場でできるエコな活動を心掛けていけたらいいなと考えるようになりました。
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まずはできる事からと思い、それまで使い捨てしていた、キッチンペーパーや割り箸、歯ブラシや紙コップなど、あれば便利だとは思う物も置くのをやめました。
そして、お客様自身にもゴミの削減に取り組んでいただきたいという思いから、ゴミ袋の有料化に踏み切りました。
しかし、私達の目的はゴミ袋代をいただくことではない。ゴミの削減や環境問題に目を向けるきっかけになってもらえたら…..ということがねらいのはず。そんなモヤモヤした気持ちが続いていました。
という訳で、現在はゴミ袋の有料化をやめました。あえて小さめのゴミ袋をお渡しし、ゲーム感覚で工夫しながらゴミを小さくして出してもらうというシステムにしています。
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しかし、それで皆さんが環境問題に目を向けるきっかけになっているだろうか?と考えると、まだまだ私達のアピール不足のように思います。
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どのようにしたらお客様と一緒に、楽しみながらエコなキャンプを楽しめるだろうかと考えているころ、丁度岩出山でバック型のコンポストのセミナーがあるというお誘いを受けました。しかもそのコンポスト、以前偶然テレビで見ていて、手軽で面白いものがあるんだなぁと思っていたものでした!
12月から私もコンポストデビューしています。
いい土(堆肥)になるまでは、まだまだ時間がかかりそうですが、目で見える物かあると、お客様にもエコなキャンプや、環境問題に興味を持っていただけるきっかけになるのではないかと、ちょっぴりワクワクしています。
この、コンポストの様子は次回のブログでお伝えしたいと思います!
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大変長い文章になってしまいましたが、最後まで目を通していただきありがとうございました。
皆さんにお伝えしたい、聞いてもらいたいという思いが高まり、ついつい長文になってしまいました。 すみません…。
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ホッソくんは、どんな時でも「いいんですよ♪それでいいんですニャー」と言ってくれているように思います。 ありがとう、ホッソくん♡
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