細峯ベース秋の感謝祭!
今年も【量り売りマルシェin岩出山】の皆さんと一緒に、無事開催、そして終了することができました。
ご来場いただきました皆様、出店者の皆様、量り売りメンバーの皆様、本当にありがとうございました。

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今回は「熊問題」という、未だかつて経験した事のない状況のため、もしかしてあまり集客は見込めないのでは…と、いう思いがありました。
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しかし、始まってみると次々とお客様にお越しいただき、心地よい秋風の中、活気あるマルシェとなりました。
これも、毎月岩出山で行われている「量り売りマルシェ」が、お客様に浸透している結果なのではないかと思います。

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さて、この「熊問題」。
開催するにあたり、出店者さんから質問やアドバイスをいただきました。
これに対して、直ぐに【量り売りメンバー】さんから、「主催者メンバーでオンラインミーティングをしましょう」と、呼びかけていただき、段取りもしていただきました。
対策や、もしもの場合の避難誘導の仕方などを確認し合い、出店者さんへもグループLINEで報告しました。
また、当日開始前に全員で集まり、避難はお客様優先でお願いしますということを、確認しました。

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皆様のご協力の元、無事何事もなく終える事ができ、心からほっとしています、
しかしながらこの「熊問題」。私の個人的な意見になってしまうのですが、山で生活している者にとっては、熊のいる場所に人間がお邪魔しているという思いで過ごしています。
被害に遭われた方々やご家族のことを考えると、そんなのんびりした事は言えないというのは確かです。
しかし、連日テレビやSNSで流れる熊の報道や映像は、熊だけが悪者になっています。
熊が里に降りてきてしまっている原因は何か。やはり、ソーラーの設置や風力発電等による、森林伐採や人間の侵略によって、熊の生活圏が奪われてしまっている事が一番の原因ではないかと思います。
その事ついて、なぜ大々的に報道されないのかが、疑問でしかありません。

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環境問題を考え、ゴミを出さないというコンセプトに共感して集まっていただいている出店者の皆様。
容器持参や、レンタル食器を洗って返却という、ちょっと面倒なルールでも、賛同して来ていただけるたくさんのお客様。
そして、日本全国のキャンパーの皆様。
多くの皆さんが、この大好きな自然をいつまでも大切にしたいと願っているのではないでしょうか。
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一部の大企業や富裕層によって自然が破壊され続け、その結果、一般の方が被害に遭うということは、絶対に許されないことのはずです。
熊だけが悪者ではなく、これ以上自然を破壊しないという取り組みを、もっともっと考えていかなければならないと思います。
それなのに、この大切なことが後回しになっているというのが、問題だと思うのです。

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偉そうな事を長々と書いてしまいましたが、私だって熊は怖いし、できれば会いたくありません。
だからこそ、動物と人間が棲み分けできる環境を大切にし、維持していきたいと思います。
今回のマルシェは、いつもとは違う角度から、自然を見るきっかけになりました。
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最後になりますが、多くの皆様に心から感謝申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました。
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宮城キャンプ場
宮城手ぶらキャンプ場
宮城猫のいるキャンプ場
らくキャン (旧名称 レンタルグランピング)

